忍び駒

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岩手は花巻に古くから伝わるもので、縁結び、子孫繁栄、五穀豊穣などに由来する民芸品。 坂上田村麻呂が建立した「円万寺」の馬頭観音に、縁結びや子孫繁栄などを祈願して藳で作った馬を供え、願いが叶えられた夜に人目を忍んで先に供えた馬をこっそりと持ち帰り、色布や鈴等を飾りお礼参りをしたと伝えられているそうです。 赤、黒、黄色の3色の布で飾りつけられているのが、通常の「忍び駒」とのこと。 ちなみに、昭和41年度の年賀切手の図案に採用されました。 素材や供える目的はちょっと異なりますが、形や作り方が「ちがや馬」に似ているので、ご紹介させていただきました。
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