お宝話

北町2丁目

仁王石像

聖観音座像の手前、右が阿形像、左吽形像。天和3年(1683)に建てられた。(S)
北町2丁目

北町聖観音座像

北町聖観音座像(石観音)は、天和2年(1682)の石造りで、高さ270センチメートルあり、練馬区内一番の大きな石仏です。台座には、川越街道沿いの29の地名が刻まれています。左手にある祠は、馬頭観音で、身をかがめるようにしてみるとよくわかりま...
地図があるお宝

田柄用水

田柄川は、水量に乏しい川だった。集落としてもおおきく、経済的にも豊かだった北町の人々は、玉川上水、田無用水経由で田無から分水し、明治時代には田柄用水を引いた。生活や農業用水として利用していたが、時代と共に、徐々に、必要のないものとなり、成増...
北町2丁目

焼夷弾

第二次世界大戦中、北町にも、焼夷弾が落とされました。北町病院や、元北町中PTA会長の大木利昭さんのご自宅にも落とされ全焼。大木さんは阿弥陀堂近くの防空壕にいて、ご無事だったそうです。(石坂先生のお話を聞く会より) (S)
屋号・商店街

大木金兵衛家の清酒・醤油づくり

「練馬の産業II」p.39 練馬区教育委員会より 明治の初めに戸長・初代村長であった金兵衛門が村年寄の父金兵衛と共に、幕末期からにごり酒を造り始めた。さらに明治10年代に清酒・醤油を本格的に醸造し、盛んな時には合わせて500石(900キロリ...
地図があるお宝

お茶屋の見事な藤棚

旧川越街道の道沿いのお茶屋さんには、昔、見事な藤棚があったそうです。北町から離れた地の人の間でも有名だったといいます。 現在は、そのお茶屋さんも移転し、藤棚も建物も姿を消してしまいました。 切られてなくなってしまったと残念に思っていたところ...
ちがや馬

ちがや馬の作り方

北町旧跡研究会のメンバーが、ちがや馬保存会による、ちがや刈り取り~日干し~ちがや馬作成の工程を取材しました。 絵を描くのが上手いメンバーのNさんがひょいひょいと書いた、ちがや馬を作る手順メモがこれ。メモとはいえ、これも立派なお宝です。 ※2...
北町1丁目

庚申塔 (板橋との区境)

北町1丁目の大松食堂の隣、上板橋寄りに庚申塔がある。 (S)
北町1丁目

啓志線・ケーシー線

昭和18年、上板橋から、現・自衛隊練馬駐屯地までの鉄道があった。終戦後、グラントハイツ(現・光が丘)まで延長され、グラントハイツ建設の責任者のケーシー中尉から、ケーシー線と名付けられた。上板橋駅から上板橋サンライトマンション、北町1丁目の野...
北町1丁目

けらや

北町1-44 のマンションと大久保ビルのあたりに、「けらや」 があった。大木正治郎さんの調査によると、「けらやとは、けらを集めたところであろう。けらは鷹を飼育する生き餌に用いられ、年貢の一つとして農民に課せられた。」とある。  (S)